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2023.08.28
草刈り機と芝刈り機の違い
あなたは草刈り機と芝刈り機の違いを知っていますか?似たような名前ですが、まったくの別物です。でも何が違うのか具体的にはよくわからないですよね。
「草刈り」などのお手入れを、業者に依頼したいと思われた方は、お庭手入れのプロである庭師に相談することがおすすめです。
【町の伐採屋さん】では、お庭造り・剪定・植栽などの、見積もりを無料相談することができます。
その他、お庭・植物に関する悩みがあるお客様も、気軽に利用されているので、この機会に是非一度相談してみてください。
草刈り機と芝刈り機の違いは?
基本的には
「草刈り機」は雑草を根本から刈るもの、
「芝刈り機」は短く刈って整えるものです。
【草刈り機】雑草を根本から刈れる
草刈り機は農家の人がよく使う道具で、田舎に行くとよく見かけるものです。雑草を根本から刈ることができ、部分的にスッキリさせられます。
ですが、刈る刃の部分が高速で回っているので、草を刈るときには十分に注意しなければいけません。刃が石に当たって飛んでくることもあるので、長袖長ズボン、軍手、ゴーグルは必須です。
【芝刈り機】高さを揃えることができるので見栄えがいい
芝刈り機は草刈り機と比べても比較的危険性が低く使いやすいです。一般的に台車のように押して使うもので、刃に石などが当たって飛んでくる危険性も低いです。
芝生の上でゆっくり押して歩くだけで、短時間で広範囲をきれいに整える事が出来ます。壁際に生えている草も刈れますし、高刈りもできますよ。ただ、刈り終わった草はそのままになるので後片付けをしなければいけません。
草刈り機と芝刈り機は兼用できる?
草刈り機であれば兼用することができます。一般的に多くの刃が取り付けられていますが、このままの状態だと芝をうまく刈ることはできません。草刈り機の刃をナイロンカッターに変えるだけで、芝もきれいに刈れるようになります。
綺麗に刈りたい、時間がとれない…そんなときはプロに依頼
「きれいに刈りたい」「草刈りや芝刈りをしている時間がない」と言う方はプロの業者に依頼してみましょう。
雑草をしっかり取り除いてくれるだけではなく、見た目もきれいに整えてくれます。
費用はかかってしまいますがプロの技であっという間にきれいに整えてくれるのでおすすめですよ!業者への依頼を考えている方は、まずは相談をしてみましょう。
もし自分だけでは不安と感じた場合は、プロの業者に頼んでみることをおすすめします!
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2023.07.25
実は間違っていた?夏の水やりのポイントとは?
暑い夏、喉が渇くのは人間だけではありません。
お庭の草木やお花たちも喉をカラカラにして水やりを待っています。
でも気を付けて。水やりのタイミングは人間とは違います。
うっかり、炎天下で水をあげてしまわないよう、ポイントをおさらいしましょう。
日中は避けて!水やりは涼しい時間に
暑いの季節には、日中の水やりは避けましょう。
水やりが気持ちいい、早朝や夕方に行うのが最適です。
特に炎天下の日には、気温が高くなる前の時間帯に水をあげてしまうと、土の中で温度が上がり、熱湯になってしまいます。そんな日は夕方から夜にかけて行うように注意してください。
炎天下で水滴が残ったりすると植物たちが火傷してしまいます。
日中はダメ、と覚えておいてください。
根元にたっぷり。夕方作業で水をやるチェックポイント
夕方に、土を触ってみると暑い時期はカラカラに乾いていることが多いです。
その場合、根元にたっぷりと水をあげてください。
ただし夕方の作業、ご自分も蚊や虫刺されに注意してくださいね。
植物がカリカリに乾いていたら?
忙しくてうっかり水やりを忘れてしまった場合、葉っぱがカリカリに乾いてしまうことがあります。
全て枯れてしまったと思うかもしれません。
その場合でもあきらめないで。根が生きていれば大丈夫。枯れた葉っぱの部分を切り落として、ぬるま湯に1時間ほど漬けてみましょう。
その後もしっかりこまめに水やりをしてください。新芽が出てくる可能性もありますよ!
なんだか元気がないみたい
夏場の植物に元気がない場合は、まず土を確認しましょう。
土がカラカラに乾いているようなら、根元にたっぷりたっぷり水をあげて。
可能であればしばらく日陰に移してあげてください。
鉢植えならばぬるま湯に漬けて1時間くらい置いてあげましょう。(取り出すのを忘れないで!)
復活を待ってみてください!
2023.07.04
アジサイの剪定方法
庭木や鉢植えでも人気なアジサイ(紫陽花)。去年は綺麗な花を咲かせたのに今年は咲かないということもあると思います。
その原因は剪定の仕方かもしれません。
ですが「正しい剪定方法がわからない」「注意することは?」と悩んでしまうことが多いと思います。
「アジサイ」の剪定を業者に依頼したいと思われた方は、お庭手入れのプロである庭師に相談することがおすすめです。
紫陽花の特徴
アジサイは落葉樹で葉が落ちる植物。性質はとても強く地植えや鉢植えをして根付いたら、水やりの必要もなくどんどん大きくなり綺麗な花を咲かせます。
花色がたくさんあり、アジサイの開花時期4月になると紫陽花祭りなどが開催されるほど人気の植物です。
アジサイの花には法則性があり、今年のびた枝には花がつきません。どこにつくかというと去年に伸びた枝の付け根に花芽ができます。つまり今年伸びた枝には2年後に開花するようになっているのです。
アジサイの花が咲かないと悩んでいる方は、今年花をつける予定の枝を切ってしまっている可能性もあるので注意しましょう。
紫陽花の剪定時期
アジサイの剪定時期は、7月~9月と11月~3月の2つで、どちらも目的が違います。
間違えてしまうと花芽を切ってしまい、翌年に花が咲かないことがあります。
花後の剪定はとくに重要でもあり一番難しい時期。詳しく説明していくので参考にしてくださいね。
【花後の剪定】7月〜9月頃に強剪定(切り戻し)
アジサイの花芽が形成されるのが秋ごろになるからです。秋以降に剪定をしてしまうと翌年咲く予定の花芽を切ってしまう可能性がありますので注意しましょう。
花後の剪定は、できれば7月〜9月までに終わらせるのがおすすめ。アジサイの花は自然には散らないので花を取り除く作業が必要にもなる時期です。
基本は切り戻し剪定で、花柄が残っている枝を取り除いていきます。その時に、花芽を切ってしまうことがあるので位置を確認しながら芽の2㎝上を剪定するようにしていきましょう。
【休眠期の剪定】11月〜3月頃に弱剪定
アジサイは11〜3月は休眠期になります。この時期に不要枝を剪定していきます。
枯れ枝を中心に切っていくのですが、見分けが付かないですよね。そのときは新芽がついているか、叩いてみて中身がスカスカそうではないか確認しましょう。
もし、新芽がついていなくスカスカそうであれば剪定しても大丈夫です。
枯れ枝や混み合った枝は、根本から剪定をして、開花するときに綺麗に咲くようにしていくのがおすすめです。
紫陽花の剪定はプロの業者に依頼するのがおすすめ
アジサイの剪定はプロに依頼するのがおすすです。なぜなら、初心者が剪定をするとアジサイの芽を切ってしまう可能性があり花を楽しめなくなってしまうかです。
一度依頼をして剪定方法などを教えてもらって自分で行うのもいいですね。まずは見積もりをして考えたいという方は無料診断を利用するのがおすすめ。
【町の伐採屋さん】では無料で見積もりできるので是非ご利用ください。
2023.06.15
夏までには間に合わせたい!お庭の雑草対策のあれこれ
梅雨があけたら雑草が生えてきて対策に追われている人も多いでしょう。
雑草は抜いても抜いても生えてくる厄介なものです。
庭の雑草対策・手入れをする前に行いたい準備!
お庭の雑草は、対策をすることで生えにくい雑草が生えにくい環境を作ることができます。
しかし、雑草の生命力は強く少しの水分さえあれば生えてきます。
そんな雑草を生えにくくするには、手入れの前に準備が必須。
・まずはお庭の状態をチェック
まずは、お庭の状態をチェックしてみてください。雑草がどれくらい生えているのか、どのあたりに生えているのかを
確認しておきましょう。
また、雑草の周りに他の植物が生えているかどうかも確認しておくといいですね。雑草の量が多い場合は除草剤を
使おうと考えている人もいると思います。
しかし、近くに植物があれば雑草と一緒に枯れてしまう可能性があります。それを防ぐためにもお庭がどんな状態で
あるのかを把握した上で、どう手入れをするか確認してみてください。
・お庭の状態からかかる手間や用意する道具も考える
次に、お庭の状態からどんな風に手入れをしていくかを考えましょう。どのくらいの手間がかかるか、どんな道具が
必要になるか考えます。
ある程度の作業工程を把握していないと、予定していた時間でお手入れが終わらなといった問題になります。
また、必要な道具も前もって用意しておかなければ作業を中断して買いに行くこととなってしまいます。
事前の準備をしていて悪いことはないので、計画性を持つようにしてみてください。
・伸びきっている草はある程度のところまで刈り取る
続いて、お庭に生えている雑草の中で伸びきっている草はある程度のところまで刈り取るようにしましょう。
草むしりをするにも、除草剤を使用するにも雑草が伸びていると作業がしづらいですよね。
また、伸びきっている草を除去することで今まで見えていなかった部分が見えることもあります。
前もって長く伸びている雑草を刈り取っておけばその後の作業もスムーズに進みますよ。
雑草対策は本格的に行うときにはプロに依頼する
手軽な雑草対策であれば自分で行うことも可能ですが、本格的に雑草対策をしたいならプロに依頼するのがおすすめです。
自分で対策をしたほうがコストは抑えられますが、労力がかかったり失敗して結果的にプロに依頼することになる
可能性もあります。
とにかく雑草が生えないようにしたいのなら、迷わずにプロに依頼してみてください。
この記事を読んで、「お庭の雑草対策」に悩まれた方は、お庭手入れのプロである、【町の伐採屋さん】に
依頼してみてはいかがでしょうか?
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しつこい営業もないため、お客様からは、簡単なお悩みでも気兼ねなく利用して頂いております。
この機会に是非一度相談してみてください。
2023.06.06
ビニールハウスの解体は自力でできるの?
農家の方だけではなく、最近は本格的な家庭菜園でもビニールハウスを利用する人が多いですね。
しかし、もしもそのビニールハウスが不要になった場合はどのように解体すべきなのかということは、あまり聞いたことがないかもしれません。
家屋などと違って、割と手軽に解体できてしまいそうなものですが、はたして自力で解体できるものなのでしょうか。それとも、やはりきちんと業者に頼むべきものなのでしょうか。また、自力で解体するときに必要な道具や注意点などはあるのでしょうか。
ビニールハウスとは
ビニールハウスの多様な使いみち
1年を通して安定した環境で作物を育てることができるビニールハウス。農家さんはもちろん、一般家庭でも規模の大きな家庭菜園ツールとしてよく使われます。
近年はビニールハウスの屋根にソーラーパネルを設置して、太陽光発電をしながら農業を営む「ソーラーシェアリング」というやり方も広まりつつあり、ビニールハウス栽培もどんどん新しい形を取り入れていっているといえます。
いろいろと便利な使い方ができるビニールハウスですが、老朽化して寿命を迎えればもちろん解体の必要が出てきますよね。
構造は、家屋などと比べればもちろん単純ではありますが、かといってはたして自力で解体は可能なのでしょうか。
ビニールハウスは産業廃棄物
ビニールハウスを処分するとしたら、単純にゴミ分類は「産業廃棄物」の扱いとなります。
「農ビ(農業用塩化ビニールフィルム)」、農PO、農ポリ(ノーポリ)(ポリオレフィン製品)「農PE(農業用ポリエチレンフィルム)」、「農PO(農業用ポリオレフィン系特殊フィルム)」などといったものに分別することができ、リサイクル資源として活用することができます。
不法投棄はもちろんもってのほかですが、貴重なリサイクル資源なので野焼きなどもしてはいけません。自力で解体する場合でも、業者にお願いする場合でも、適切な処分方法をとるようにしましょう。
ビニールハウスの解体を自力で行うには
ビニールハウスを自力で解体することは、場合によっては不可能ではありません。特に簡易的な構造であれば、「パイプが地中に刺さっているだけ」なので、ビニールを外してパイプを抜けばそれで終了ということもあります。ただし、老朽化が進んでさびがひどかったり、地中深くまでパイプが埋まっていたりという場合は、自力の作業はかなり困難になる可能性があります。
自力で解体する際の注意点
ビニールハウスは構造が比較的単純に見えるため、解体工事も簡単にできそうな気がするものです。
しかし、素人が行うには相応の準備と時間が必要です。決して甘く見ず、時間と心に余裕をもって手をつけることが大切です。
また、行う時期や季節も重要です。暑さや寒さが厳しすぎる時期の慣れない重労働は、容易に事故やけがにつながる恐れがあります。特に鉄類は、夏は非常に熱を持ち、逆に冬は驚くほど冷え切ります。手に取るだけで身体にダメージを負うという可能性もあるのです。
ビニールハウス解体を業者に頼む場合
自力で解体することができれば、費用面で大幅に節約できるのは間違いないでしょう。その代わり、時間はかなりかかります。また、ケガや事故などの危険が伴う可能性があったり、重労働が面倒だったりするというデメリットももちろんあります。
中には一度自力で挑戦してみて、やはり困難を感じて「業者に頼んでおくのが無難だ」という結論に達するケースもあるでしょう。
では、ビニールハウスの解体を業者にまかせる場合のポイントを確認していきましょう。
値段相場
ビニールハウスの解体を業者に頼む際、1番気になるのはやはり費用の相場ですよね。
一般的には「1坪5,000円~」というのが目安になるようです。30坪であれば15万円~ということですね。しかしこれは本当にあくまで目安で、安さをうたっているところでは「1坪500円~」というような業者もあるようです。
条件によって価格の変動が大きくなる場合もあるので、まずはよく確認してみることが必要です。
かかるのは、解体作業の費用だけではない!?
上記は、あくまで「解体作業にかかる費用」です。
これにプラスして、解体によって出たプラスチックや木材などの処分費用や運搬費が別途かかったり、逆に解体工事後に廃材を買い取ることでその分を費用から差し引いてくれたり、鉄類をすべて引き取る代わりに解体工事は無料、というケースもあり、さまざまな料金形態が存在します。やはり事前にしっかり確認しましょう。
費用面を重視して、業者に頼まず自分で解体工事を済ませてしまおうというのはもちろんひとつの選択肢として間違いはないでしょう。
しかし逆を言えば、費用にこだわらなければケガや事故などの危険を回避し、時間と面倒がかからずに済むというのが業者にお願いするメリットです。
2023.05.30
雑草を放置するとどうなる?
雑草は生命力が強いため、何度駆除をしても生えてくることがあります。雑草の駆除には体力を使うため、放置したいと感じるかもしれません。しかし、雑草を放置しておくと、害虫を呼び寄せる原因になったり、隣人トラブルに発展したりするおそれがあるのです。
そこで、今回は雑草を放置するとどうなるのか、その危険性についてご説明します。
雑草を放置しておくとどうなる?周りに与える影響とは
庭の雑草を放置しておいても、一見は被害があまりないと感じるかもしれません。しかし、雑草が伸び放題になっていると、健康や安全にかかわるトラブルになることがあるのです。そこで、以下では雑草を放置するとどうなるのか、そのリスクについてご説明します。
健康被害
雑草を残しておくと、花粉によるアレルギー被害が出るおそれがあります。なぜなら、雑草のなかにはアレルギーの原因に含まれるイネ科の雑草が多いからです。そのため、花粉症を抱える人にとって、雑草を放置することは健康被害にもつながるでしょう。
害虫・害獣被害
雑草を放置しておくと、害虫が寄ってくる危険もあります。害虫にとって草が生い茂っている環境は住みやすく、エサを見つけるのに好都合な場所になるからです。そのため、ゴキブリやハエといった害虫が家に侵入する原因にもなります。
また、雑草のなかにはアライグマやヘビといった動物が入り込むこともあるのです。身を隠しやすい上に、エサになる虫が集まってくるため、近くにいる人間にも被害が出るかもしれません。
犯罪・人災
雑草を放置しておくと、不審者が身を隠す場所にもなります。とくに、アシやオオアレチノギク、セイタカアワダチソウなどは、人の背丈ほど大きくなることもあります。そのため、空き巣が夜の暗闇に乗じて忍び込むにもうってつけです。
また、雑草が生い茂っている土地には、火災事故も起こりやすい傾向があります。雑草のなかにタバコをポイ捨てされると、見つかりにくい上に燃え広がるおそれがあるのです。そのため、大規模な火事につながる危険もあるでしょう。
隣人トラブル
雑草によって引き寄せられた害虫・害獣が近隣に被害を出すと、隣人とトラブルになることがあります。また、近隣住民にアレルギーなど健康被害が出た場合も同じです。
害虫や花粉による被害の原因が雑草にある場合、土地の持ち主の管理責任となります。そのため、近隣との関係を円滑に進めるためにも、日常的に庭を整えておきましょう。
面倒な除草には便利な道具を活用しよう
庭に雑草を放置するとどうなるかが分かったところで、以下からは除草作業に便利なアイテムについてご紹介します。手作業では負担が大きい除草作業も、道具や薬剤を使えば楽になるでしょう。
草刈り機
地表に出た雑草を駆除するなら、草刈り機がおすすめです。草刈り機は立ったまま扱うことができ、腕で軽く操作するだけで雑草をカットできます。とくに、背が高くなった雑草の駆除に困っている場合、草刈り機を使えば短時間で駆除ができるでしょう。
ただし、地中に茎が残ったままになるので、防草対策をしておかなければ、雑草が再生します。そのため、除草剤や防草シートと併用するのが効果的でしょう。
除草剤
雑草を根絶やしにするなら、除草剤を使うと確実性が上がります。除草剤の種類によっては雑草の根に作用するタイプもあるため、何度も生えてくるのを防ぐことができるのです。また、雑草だけに限定して枯死させるタイプもあるので、近くに大切な庭木などがある場合は、雑草のみを枯らす薬剤を選びましょう。
防草シート
雑草の駆除と予防をするなら、防草シートもおすすめです。防草シートは、地面の上に敷くことによって日光を遮り、雑草の生長を阻害します。また、外部から飛んできた種子が、土に根付くのを防ぐ役割もあるのです。ただし、雑草の駆除よりも防草としての効果が強いので、除草剤や草刈り機と合わせて使うとよいでしょう。
雑草はなぜあんなに増えるのか
雑草が何度抜いてもしつこく生えてくる原因は、根にあります。雑草の多くは地中に根をのばし、根を通じてすべての株とつながっているのです。そのため、株を1本や2本抜いても、根が地中に残ってしまい、新しく再生します。
また、種類によっては、大量の種子を飛ばして生き残ろうとする雑草もいます。虫や動物、風を介して種を運ぶため、遠い場所や、親株の近くで繁殖することができるのです。そのうえ、栄養が少なく乾燥した土地でも成長する生命力があるため、一気に増えてしまいます。
そのため、雑草を放置するとどうなるかというと、さらに繁殖して土地を覆いつくす危険もあるのです。雑草は、その驚異的な繁殖力も問題視されているので、できるだけ早く駆除をするのがよいでしょう。
雑草の処理に困ったら業者に依頼してみては?
以上では、雑草を放置するとどうなるのかをご説明しました。前述の説明で、雑草の駆除をしようと思った人もいるかもしれません。
しかし、草刈り機を買うのには費用がかかり、除草剤は効果が出るまでに時間がかかります。そのため、草刈り機や除草剤を使うのが手間に感じる場合は、業者に依頼をするのもおすすめです。
業者に任せることで、自力でおこなうよりも確実に、雑草の駆除を進めることができます。また、腕のよい業者に依頼をすると、庭を綺麗に仕上げてもらえるので、家の景観を保護することもできるでしょう。
さらに、草刈り機や除草剤といった道具を購入する必要がありません。そのため、お金をかけるなら、経験豊富な業者に依頼をした方が、よい仕上がりを期待できるでしょう。
2023.05.29
竹の駆除は大変!それはなぜか?
竹の駆除は根絶やしが基本
食べるとおいしいタケノコですが、もしご自宅の周辺に生えていたら「ラッキー!」と思いますか?それとも「大変だ!」と危機感を抱きますか?
ご自宅の周辺に竹やタケノコが生えていると地下からその根が伸びてきて、やがては自宅の敷地内にもタケノコが生えてきます。そうなってはもう竹を完全に駆除することは大変困難になります。
竹を駆除することは、ほかの雑草とは異なり容易ではありません。
なぜ竹の駆除は困難を極めるのでしょうか。その理由は竹の生態上の特性にありました。
竹の生態
竹は春から夏にかけて著しい成長をみせ、1日で1m以上も伸長するほど非常に強い成長力をもっています。また竹の根は地下で伸びて広がり、そのスピードは1年でおよそ8mといわれています。この根の形態を「地下茎」といいます。
竹はこのようにして地下茎を周辺へ伸ばし、その地下茎からタケノコを地上へ発生させて分布を拡げていきます。タケノコは地下の貯蔵養分を使って成長するので、暗い林の中であっても立派に成長することができる特性をもっています。
このような強い成長力を特性としているため、放置された竹林の近くにある田畑は、地下から竹根が侵入して農作物を枯らす恐れがあります。また周辺に民家がある場合は、同じように民家の床下からタケノコが生え、それを放置すると竹が床を突き抜ける恐れがあります。
竹の基本的な駆除方法について
伐採
非常に手間のかかる作業になりますが、竹を駆除するための基本的な方法です。伐採をするタイミングとしては、初夏から夏にかけてタケノコが成長して養分を使い果たす時期が効果的です。
竹を短く切り過ぎると、つまずきやすくなり危険なため、通常は50cm~ 1mくらいの高さに切ります。また切り口は、斜めになると刺さるリスクが高くなります。そのため、切断面は水平になるように切りましょう。
伐採は竹の根が生き残ります。そのため伐採後も竹草が生えて、竹は成長します。生えてきた竹草は見付け次第、再度刈る必要があるため、半永久的にこの作業を行わなければなりません。
根を掘る
地下茎で増える竹を完全駆除するには、その根を地中から取り除かなければなりません。竹は地中に根が残っていればいくらでも復活することができます。
竹の根は地下およそ30cm~1mのところを伸びていきます。またタケノコや竹が生えている位置から、その根の先端までは2m離れていることもあります。そのため、これらの根をすべて手動で掘り起こすことは困難を極めるでしょう。
もし行うのであれば、小型ユンボなど重機を利用する必要がありそうです。しかし、竹が生えている場所によっては、土手が崩れる危険性もあるため、土地によってはこの根の掘り起こしを行うことができません。
農薬
タケノコもしくは伐採した竹に穴を開け、そこに農薬を注入する方法します。農薬を入れた穴に雨が入らないようにガムテープを巻いておくとやがて枯れます。
この作業を行うタイミングは、春から秋までの暖かい時期に行うのが効果的です。
竹は地下茎でつながっていますが、隣の竹であっても地下茎がつながっているとは限りません。そのため全てのタケノコ、竹に行うことがポイントです。
およそ半年から1年で9割以上の竹が完全に枯れますが、枯れなかった竹は再び農薬を多めに注入して、枯れるまで繰り返すといいでしょう。竹は枯れると葉が全て落ちてきますので、その竹の状態によって地下茎が枯れてきているのかを判断することができます。
この方法は比較的高い効果を期待できますが、翌年出てきたタケノコは食べられないので気を付けましょう。
竹の根を根絶やしにするには
竹の駆除は絶滅させることが難しいようですが、ポイントは竹の根を弱らせることです。
本来であれば、竹の根を完全に取り除くことが最も理想的です。しかし現実問題、それが難しいこともあるかと思います。そのような場合は、ノコギリで複数個所を切断し、蕎麦やトマトなどの吸肥力が強い作物を栽培し、竹の根を弱らせる方法があります。
この他、除草剤などの農薬を撒くなど、伐採と併用して行うと効果が期待できるでしょう。
2023.05.25
木を切ってはいけない日とは?
伐採とは立木を根元から切ることをいいます。
ただ切る、というシンプルなものではなく、様々なことを考慮する必要があります。
枝や葉を切って樹形を整える剪定と同様に伐採も適した時期というのがあります。
今回は、伐採に適した時期を詳しく解説します。
伐採をご検討中の方は、ぜひ最後までご覧ください。
古い言い伝えにも『木を切ってはいけない日』がある
古い言い伝えによって基づいたものですが、このような迷信がかった考えには、きちんとした理屈があるとも言われています。
木を切ってはいけない日①つちの日
まずはつちの日と呼ばれる日で、大つち・小つちという、土に触れてはいけない7日間があります。
土の中には土公神(どくしん・どこうしん)という土を司る神様がいて、つちの日は土に触ってはいけないとされています。
つちの日は木にとって不調な時期と言われており、つちの日に伐採を避ける理由は大きく分けて2つあります。
1つは虫が入りにくくなること。
もう1つは木が腐りにくくなることです。
つちの日について、確かな論拠があるというわけではありませんが、その日を避けるだけで伐採がうまくいくのであれば、つちの日を避けた方がいいと思います。
とても古い伝統であるため、その期間は干支によって表されます。
干支の表記だとわかりにくいですが、大つちも小つちも7日間のことを表しているだけですので、実際はそれほど複雑ではありません。
次に、具体的に、それぞれの7日間がいつのことか解説します。
・大つち
大つちは庚午(かのえうま)という、干支の組み合わせの7番目にあたるものから、丙子(ひのえね)という干支の13番目までの間のことをいいます。
・小つち
小つちは戊寅(つちのえとら)という、干支の組み合わせの15番目にあたるものから、甲申(きのえさる)という干支の12番目までの間のことをいいます。
大つちと小つち双方を現在の月日に照らし合わせると、大つちは偶数月の始めの方から7日間。
小つちは大つちの期間が終わってから1日空けて7日間です。
大つちの方は月によって始まりの日が多少変動します。
2023年のつちの日はいつ?
2023年のつちの日は以下の通りです。
1月大つち:12~18日、小つち:20~26日
2月:なし
3月大つち:13~19日、小つち:21~27日
4月:なし
5月大つち:12~18日、小つち:20~26日
6月:なし
7月大つち:11~17日、小つち:19~25日
8月:なし
9月大つち:9~15日、小つち:17~23日
10月:なし
11月大つち:8~14日、小つち:16~22日
木を切ってはいけない日②土用の日
土用と聞くと、うなぎをイメージする方が多いと思います。
土用とは、大つちと小つちと同じように土に触れてはいけない日を指します。
具体的には立夏、立秋、立冬、立春に入る前の18日間をいいます。
この土用の日は、期間中、土が活発になるので土に触れてはいけないと言われています。
2023年の土用の日はいつ?
2023年の土用の日は以下の通りです。
冬土用:1/17(火)~2/3(金)
春土用:4/17(月)~5/5(金)
夏土用:7/20(木)~8/7(月)
秋土用:10/21(土)~11/7(火)
土用期間中も伐採OKな「間日(まび)」とは
実は土用期間中も間日と言われる、土を動かしてもOKな日があります。
間日は土光神が土を離れ、天上界へ行く日です。
2023年の間日はいつ?
2023年の土用それぞれの間日は以下の通りです。
冬土用の間日:1/21、1/23、2/1、2/2
春土用の間日:4/18、4/21、4/29、4/30、5/3
夏土用の間日:7/20、7/21、7/25、8/1、8/2、8/6
秋土用の間日:10/28、10/30、11/1
伐採にはお祓いが必要?
神様の話しが出てくると、「伐採にお祓いが必要なのでは」という疑問が生まれるかもしれません。
基本的にお祓いをした方がいいとされているのは、古木と言われています。
その理由は、日本では樹齢を重ねた木には神様が宿ると考えられているからです。
神聖な木を感謝の念もこめずに伐採してしまうとバチが当たる、という考えでお祓いをされる方もいらっしゃいます。
実際にお祓いをするかどうかは、それほど深く考えなくていいでしょう。
思い入れのある木を伐採する場合は、これまでの感謝の念を込めてお祓いをしても良いでしょうし、その形がお祓いでなくてもいいと思います。